読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ifの話

「もしも…」っていう空想語ったり、Reality話だったり、絵だしたり

アイツばっかり。

今日未明、うごメモであるシンヒカ漫画を見たら、それが頭から離れなくなってしまったって言うw
てなわけで、スペもシンヒカの小説を書こうと思う。今から。
※全然甘くない。むしろシリアス気味。
超短編
OK?


 とある街の喫茶店。シンジは、オレンジジュースを一口飲みながら、どこに向かおうかぼんやりと考えていた。
 すると、店員が一人やっていて、少し申し訳なさそうに言った。
「申し訳ありません。満席のため、ご相席でもよろしいでしょうか?」
「…どうぞ」
 そうしてやって来たのは、青い髪の少女だった。
「すみませーん…ってアレ?」
「……!?」
 お互いの顔を確認したとたん、二人はしばらく硬直していた。

「…さて、そろそろ帰るとするか」
「待ちなさい!!!!」
 青い髪の少女、ヒカリが、逃げ去ろうとするシンジの袖を思いっきり引っ張って引き留めた。
「せっかく久しぶりに会ったのに、何でそうすぐに離れようと思うのよ?!一応『友達の友達は友達』って言うでしょ!!」
「俺の友達にお前の知り合いはいない」
「嘘付け!サトシはどうしたのよ!」
「俺は奴を友達としては断固認めんっ!」
 友達の友達は友達…いや、ライバルのライバルはライバルと言った方が正しいか。何とも面倒な組み合わせである。
「…とりあえず、一緒になっちゃったのは仕方ないわ。せっかくだし、何かイイ話題とかない?」
「良いか悪いは知らんが。…アイツはどうした?」
「サトシのこと?サトシなら、イッシュ地方にいるわよ。…そういえばアンタって、サトシとバトル以外の話ってあんまりしないわよね。そんなんで彼女とか出来るのかしらね」
 ヒカリがからかい半分で嘲笑う。シンジは、少しイラッとしつつ、平常心を保って話を続けた。
「生憎、アイツとは世間話をするほどの仲でもないんでな。もちろんお前らとも」
「まあいいけど。あ、そういえばね、昨日のバトル大会見た?サトシが優勝してたのよ!私が言えた事じゃないけど、本当にサトシの実力はすごいと思うの!アンタにもわかるでしょ?だって、実際に何度もバトルしたんだから!!」
 まるで自分のことのように、サトシの名誉を祝福するヒカリ。
 どういう訳か、シンジにはそれがたまらなく不愉快だった。
(何だ。お前だってアイツのことしか話さないじゃないか。一緒に旅をした仲間だからということもあるんだろうが、そんなに…)
「お前は、そんなにアイツが好きなのか」
 ヒカリがきょとんとした。シンジ自身、自分が何を言ったのか、すぐには理解できなかった。
「…どういう、意味よ…?」
 ―俺に聞くな。こっちが知りたい。
「っ……もういい。帰る」
「は?!」
 また文句ありげな顔をしたヒカリだったが、今度は止めなかった。

『おまえは、そんなにアイツが好きなのか』
「ったく、どういう意味よ…」
 帰り道、ヒカリはさっきの言葉に首を傾げていた。
「…シンジの方が、よっぽどサトシのこと、好きなくせに…」



前から暖めておいたネタを、ついに形に出来ました!
うごでもそのうち出したいと思います。挿絵付きでね。