読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ifの話

「もしも…」っていう空想語ったり、Reality話だったり、絵だしたり

第8話 トレジャータウン!セカイイチを求めて!!

 朝会のあと、なぜか親方に呼ばれたエアロック。
「今日はお使いをよろしく」
「…昨日の僕らの仕事ぶりに、何か不満が?」
 心配そうにソコラが聞くと、親方が笑い出した。
「違う違う。お隣のトレジャータウンのカクレオン商店で、『セカイイチ』っていうリンゴを10個買ってきてほしいんだ。ハイライトタウンとの間にダンジョンはないから大丈夫。お金渡しておくから、無駄遣いしたら今日の夕飯抜きだよ」
「かしこまりましたぁ!!!!!」
 もらったお金、50000ポケを前に、三人は唖然とする。
「これだけの大金を新入りのあたしらに易々と渡すとは…」
「って、セカイイチって1個5000ポケ?!」
「僕ら信頼されてるんだね」

 トレジャータウンに向かう途中、カフェ・カプチの前でアメリに出会う。
 すると、ラルが身構えた。
 はじめはなんだかわからなかったが、すぐにアメリがくすりと笑って言った。
「大丈夫。もう前みたいな事はしないから」
 それを聞くと、ラルは体の力を抜いて話した。
「そうですか…。アメリさんもここの常連なんですか?」
「えぇ、ここのコーヒーとケーキ美味しいのよ」
「コーヒー!ケーキ!」
「はいはい、早く行くよ」
 魅惑の単語に惹かれたソコラを容赦なく引きずり、ラルはアラゴと共にトレジャータウンを目指した。

「ここが、そのトレジャータウンね」
 目の前に広がったのは、ポケモンたちが和気藹々と過ごしている、一見平和そうな町。
 その時、アラゴが何かを指さした。
 水たまりだ。
「昨日雨なんて降ってないよね?隣町なんだから、天気が違うなんてことは無いと思うんだけど…」
「でもさぁ、いるじゃん。特性が『日照り』とか『雨降し』のポケモンとか。そう言う人って、ピンポイントで天気を変えるらしいから」
「なるほど。旅人かなんかってことね」
 というわけで、あまり気にしないことにした三人。早速カクレオン商店を探す。

「………あれ?」
 ソコラがいたのは、浜辺だった。潮風の気持ちいい、ごく普通の浜辺。
(マズい、はぐれたッ!!!)
 何でこう上手い具合に、はぐれてこんな所まで来てしまったのか。
「ねぇ君」
 突如聞こえた謎の声。
(まさか…お尋ね者?!まずい!前のアラゴみたいに連れ去られるのかぁぁぁぁぁ?!)
 だが、新米とはいえ彼女も探検隊のプライドは持っている。探検隊らしく、お尋ね者は倒せばいいのだ!
 ソコラは振り向いた。相手が油断した隙にアイアンテールを…
「君、この辺じゃ編みかけない顔だね。迷子?」


~あとがき~
無駄に遅れたので今回はこの辺で。
一体、ソコラに話しかけたのは誰なのか!!!次回に続く!